No.11
裏庭で採れた蕗のとう。天ぷらで(4回前 No.7)いただいて残った分で、蕗味噌を作ってみた。使う味噌は自家製。今年も先月、2月に年に一度の味噌の仕込みをしたところだ。味噌を自分で作り始めて10年以上になる。当時の会社の同僚との会話で、彼女のお母様が毎年、味噌を家で作っている。と聞いてお母様に弟子入りした。初回は御自宅にお邪魔して一緒に作らせていただき、秋には自然で素朴、でもとても深みのある味わいの味噌が出来上がった。意外にも簡単に、思った以上に好みの味噌が出来、それ以来そのレシピで作り続けている。で、その自家製味噌で蕗味噌を作った。味噌が少し焦げた香ばしい香りを思い浮かべて、蕗味噌の焼おにぎりにしたら案の定、春の苦味と香ばしい味噌で、美味しく出来た。でも次回は味噌をもっと多めにすると良いかも。卵焼きと、蕪、胡瓜、大葉の浅漬けを作って盛り合わせた。
この古染の皿は生地が薄い上がりで、縁の緩やかな輪花も、絵柄も軽やかな印象だ。広い見込みには絵は無く、平かな部分が多いので盛り合わせが映える。
皿 古染付皿 径21cm