No.282 普洱茶(プーアール茶)

北京へ旅した方からお土産に普洱茶(プーアール茶)をいただいた。団茶という形状で、葉を円盤状に固めてある。昔、仕事でよく香港や中国に行っていた頃、この団茶は見た事もあったし知っていた。けれど、それは烏龍茶や普洱茶を直径が20cm程、厚さも3cm近い大きさがあって、それが普通に中国国内で流通しているサイズだった。お茶を淹れる時はその塊を使う分だけ折って崩して使う。
私が長く訪れない間に、普洱茶もお洒落で使いやすい形態に様変わりしたようだ。奥に写る直径4,5cm、厚さ0,5cmほどの小さな円盤状で、一回分に小分けされ、それが7つ重ねられてひとつのパッケージになっている。
普洱茶は、中国、雲南省を原産とする『黒茶(後発酵茶)』。緑茶に微生物を植え付けて発酵させて作られる。特有の熟成香とまろやかな味わいが特徴で、癖のない飲みやすいお茶だ。脂肪の吸収を抑える働きがあるので、当時ダイエット茶としてお土産にも人気があった。私も20年以上飲んだ記憶が無い。久しぶりに懐かしくいただいた。
使った器は 第5代 清風 与平。煎茶道具を多く作っている、我が家で大好きな作家さんだ。染付や色絵で余白なく絵や文字で埋め尽くすのが特徴。お煎茶のお茶碗はともかく、茶托まで作ってしまうあたりが『清風さんらしい』と感じる。普洱茶ならこの器だわ、と注いでみた。

器 染付 煎茶碗と茶托
茶碗 径6cm 高5,2cm 茶托 径10,8cm 高22,5cm
作 第5代 清風 与平